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ハンドメイド

100均のクラフトソープキューブで宝石石鹸の作り方!グリセリンソープとの比較も

ショコハジロです。

皆さんサボンジェムをご存知でしょうか。宝石のような世界一美しい石鹸!

検索してもらえると分かると思うのですが、もう見てるだけでうっとりしてしまうような美しさ!

そんな宝石石鹸を作れるキットが!!ついに100均(セリア)で発売された!!

これは驚き!商品名は「クラフトソープキューブ」。その下には「溶かして固めてカットする!宝石コレクションを作ろう!」と書いてあり、宝石を作る専用のせっけんのようだ!!

即買いし、早速作ってみたので作り方を紹介しつつ作り心地など紹介していきたいと思います。後にグリセリンソープとの違いも比較していきます。

最後には綺麗な作り方のポイントもまとめています!

 

クラフトソープキューブで宝石石鹸の作り方

材料・道具

  • クラフトソープキューブ(セリア)
  • 紙コップ
  • シリコンカップ
  • つまようじや割りばしなど混ぜる棒
  • 食紅
  • お好みでラメ
  • お好みでアロマ(私は使わず)
  • あれば無水エタノール(私は都合よく無かったので使わず)
  • 電子レンジ
  • 包丁

材料・道具はこんな感じです。

クラフトソープキューブを溶かしていく

今回私は青と紫とクリア、3層の宝石石鹸を作っていきます。

中身を出してみると、四角い透明な石鹸キューブが5つほど入っていました。これだけで綺麗か!!

まずはクラフトソープキューブを1つシリコンカップに入れて溶かしていきます。裏の作り方には500w約20秒と書いていましたが、うちの電子レンジでは溶けず追加加熱。季節も関係するかもしれません。様子を見ながら少しずつ加熱していきます。

溶けるとこんな感じに。温めすぎると気泡ができてしまい、汚くなります。そんな時は固まらないうちに無水エタノールをスプレーすると綺麗に表面の気泡が消えてくれるそうです。私は都合よく無水エタノールなんかなかったけどな。。泣

食紅で色を付けていく

溶けたら、青の食紅をほんの少し混ぜます。ほんのすこーーーしで結構色が付きますので、少しずつ入れて調整しましょう。

私のやり方が悪いのか、なんだかすこしダマが残ってしまいました。

アロマで香りをつけたい方はここで入れましょう。

ひとまず紙コップに流し入れます。斜めにして入れてみました。固まるまで待ちます。中までしっかり固まらなくても次の層を流しこんだ時に混ざらないくらい固まればOKです。

これを層分繰り返す

この工程を層の分繰り返していきます。

お次は紫の層。青より気持ち薄いイメージで作りました。

固まった青い石鹸の上に流し込みます。

その次は透明な層。紫部分と少し混ざるようなイメージで作りたかったので、紫があまり固まらないうちに溶かして流しこみました。

ところが流し込むと予想以上に混ざってしまい!!なんだか透明な層がちゃんとあるのか不安・・・

お好みでラメを入れる

ちょっとキラキラさせたかったので、固まらないうちに流し込んだ石鹸の上にラメをふりかけてつまようじで奥までつつきます。混ぜるのではなく、2、3回ツンツンとつついただけです。

透明な層の石鹸を温めすぎてしまい、ちょっと気泡がすさまじい事に。まぁ、表面をカットすれば・・・大丈夫だろう・・・多分

固まったら紙コップから出す

固まったら、紙コップから出していきましょう!なかなかワクワクする瞬間ですね。

固まるまでの時間は常温で半日~一日との事。数時間で固まることは固まるのですが、層を作った場合カットする時そこを境目に分離しやすいのでじっくり半日ほど固めるのがオススメです!

紙コップにはさみで少し切れ込みを入れ、そこから割いていきます・・・

おっと、表面は酷いものだったが綺麗なのでは・・・!?

はいっ!思ったより綺麗!だが透明な層はどこ行ったのかな?

包丁でカットしてゆく

旦那の大事なMY包丁をコッソリ借り、石鹸を切ってゆきます。

だ、断面が綺麗!!

宝石みたいになるよう、ランダムにざくざくと切っていくと・・・

ほ、宝石かな!綺麗!!ときめいてしまいますね。そしてわずかながら透明の層がチラついている!絶滅してなくてよかった。

削りカスすら宝石に見えてくる・・・!

ツヤ出しをする

しかしどうしても表面に包丁跡が残ってしますね。

水で表面を洗ってツヤ出しをします。流水に晒しながら軽く指で表面をこすってあげます。すると・・・

こんな感じに仕上がりました!ラメも思った感じに入ってくれて綺麗!

食紅のダマが目立ちますが、それがまた綺麗なので良いことにしましょう。

食紅のダマがくやしかったので

食紅のダマがちょっと悔しかったので、再び買ってきてリベンジしました!

今度はそのまま溶けた石鹸に食紅を入れるのではなく、ラップなどの上で少量の水で食紅をしっかり溶かしてから・・・

溶けた石鹸の中に投入!

この時点で全然ダマが見当たりませんね!

完成形も綺麗に透き通り、ダマになってない事が分かります。

 

実はクラフトソープキューブは観賞用

突然ですが、ここでもう一度パッケージを見返してみましょう。

下の方の、赤枠のところに注目してください。

「人体洗浄用ではありません」!!!!

お前ーーーそれでも石鹸か!なんで石鹸名乗ってんだよーーー!!!

間違ってもこちらの出来上がった石鹸で手を洗ったりしないでください。主成分はグラニュー糖です。笑

でも匂いはとても石鹸です。この石鹸にアロマなどを入れてもいいそうなので、手は洗えずともおしゃれな芳香剤として使えそうですね。こんな芳香剤あったら可愛いすぎでしょ!!

ちなみにグリセリンが主成分のグリセリンソープで宝石石鹸を作ると、こちらは人体洗浄用にも使えます。3,4年前くらいに買ったキットがあるのでご紹介しましょう!セリアのクラフトソープキューブとの違いを比べながら。

 

グリセリンソープで宝石石鹸を作る

使用するのはこちら

使用するのはコチラ。MNクリアソープ手作りキットです。小学生の工作なんかで使われるキットですね。

セット内容はこんな感じ。グリセリン石鹸・色付け用石鹸・型2つ(5種類)・取り扱い説明書。

この他にあったほうが良い物としては、先ほどのクラフトソープキューブの時と同じで

  • 紙コップ
  • シリコンカップ
  • つまようじや割りばしなど混ぜる棒
  • お好みでラメ
  • お好みでアロマ
  • あれば無水エタノール
  • 電子レンジ
  • 包丁

といった所ですね。

グリセリンソープを溶かしてゆく

今度はオレンジとラメ、透明の3種類の層の宝石石鹸を作っていきたいと思います。

グリセリンソープと色付け用石鹸を少量いっしょにシリコンカップにいれて溶かします。100均のと比べて細かく切られているので、量が調節できて良いですね。

色付け石鹸は食紅ほどではないですが、少量でけっこうな発色なので少しずつ入れましょう。

こちらのグリセリンソープは電子レンジで約10秒、と書いていましたが量にもよるのでしょうか。10秒では溶けないので様子を見ながら少しずつ加熱していきます。100均のよりは溶けやすい印象でした。こちらもあたためすぎると気泡が入るので注意しながら加熱しましょう。

溶けました。が、色が思ったより薄かったので色付け用石鹸をもう少し足して再びレンジでチン。

やはり専用の色付け用石鹸!!食紅と違い全然ダマにならず綺麗な色です。

紙コップに注いでいく

好みの色になりましたら、紙コップに注いでいきます。

こんな感じでこんどは真っすぐに。

気泡が気になるようでしたら固まる前に無水エタノールをスプレーしましょう。

ない方は、気泡ができるだけ外側にくっついてくれるようにつまようじで誘導すると良いですね。どうせ端っこは切り落とすので。

固まるまで待ちます。

これを層分繰り返す

この作業を層の分繰り返していきます。

次は薄いラメの層を作りたいので、少量のグリセリンソープにゴールドのラメをふんだんにつっこんでレンジでチン。

溶けたら混ぜてから、固まったオレンジの層の上に流し込みます。ダーッ。

うーん、見てるだけで綺麗!

ラメの層が固まるまで、こんどは透明な層を流し込みたいのでシリコンカップを洗って待ちます。次使うときにシリコンカップが濡れているとにごりの原因になるのでしっかり拭いて乾かしておきましょう。

ラメの層が固まり、シリコンカップが乾いたならば、グリセリンソープを少し多めに溶かして・・・

流し込む!

あとは固まるまで待ちましょう。こちらも数時間で固まることは固まるのですが、半日~1日かけてじっくり固めたほうがカットする時に層が分離しずらいです。

紙コップから取り出してゆく

100均のやつの時と同じように、紙コップにはさみで切れ込みを少しいれ、そこからびりびりと破いていきます。

なんかいい感じ・・・

はいっ!

これだけで綺麗か!!!!

しかしやはり、端の方に気泡がたまっていますね。

包丁で切ってゆく

さて再び旦那の大事なMY包丁をコッソリ拝借してこの石鹸を宝石に仕立てあげていきましょう。

100均のやつと同じように、ザクザクとランダムに切ってゆきます。

お先に削りカスの公開・・・何回も言うが削りカスだけで素敵!!

そして肝心のグリセリンソープは・・・

こんな感じになりました!!これもとっても綺麗!!

ツヤ出しをする

こちらも100均のやつと同じように水で洗ってツヤ出しをしていきましょう。

洗っていて、100均のやつよりもやわらかみを感じました。

ツヤ出しするとこんな感じに・・・!宝石だー!!

こちらはちゃんと石鹸として使用できます。こんなの洗面台にあったら手を洗うたびにときめいてしまいますね。

削りカスがあまりに綺麗すぎたので

先ほどの削りカスがあまりに綺麗すぎたので、再利用しました。

まずは小さく切り、プラスチックのケースのなかにいれて

その上から溶かしたグリセリンソープを流し込む!

固まったら取り出して・・・

もう1つのグリセリンソープ完成!ゼリーみたいで美味しそうですね。

 

クラフトソープキューブとグリセリンソープの比較まとめ

作り心地や質感など100均セリアのクラフトソープキューブとグリセリンソープの比較まとめです。

100均のクラフトソープキューブ

  • 専用の色付けがなく、食紅での着色はダマになりやすく難しい(水溶きで解決)
  • 細かい気泡ができやすい
  • グリセリンソープよりも透明度が高い
  • 出来上がりが石鹸よりも固め
  • 人体洗浄用ではないので石鹸としては使えない

グリセリンソープ

  • クラフトソープキューブより出来上がりが柔らかい。石鹸って感じ
  • 100均のよりも気泡ができずらく扱いやすい
  • 100均のよりは気持ち少しにごってるイメージ
  • 石鹸として使用できる。しかもお肌にやさしい

宝石石鹸を作って眺めたい!アロマ石鹸として飾っておきたい!というだけならば全然100均のでも綺麗にできますので良いと思います。

逆にある程度見て楽しんだら石鹸としても使いたい!友達にプレゼントしたい!というのであればグリセリンで作るグリセリンソープのほうがおすすめです。友達もいくら綺麗でも使えない石鹸渡されてもちょっと戸惑っちゃいますからね。

 

綺麗に作るポイントまとめ

宝石石鹸を綺麗に作るポイントまとめ!こちらは共通です。

  • 着色に食紅を使う場合は少量の水で一度溶かしてから溶けたソープの中に投入する
  • 熱しすぎると気泡になるので電子レンジから出すタイミングを見計らうことが大事
  • 無水エタノールはおそらくあったほうが出来上がりが綺麗
  • じっくり半日~1日固めてからカットしたほうが層が分離しにくい
  • 切った後は水洗いして包丁跡を取ってあげるとつやつやな仕上がりに
  • 保存方法はラップにつつんで保管

保存する場合はホコリなどが付きやすいため、ラップにつつんで保管してください。(みんなはこんなガサツに包まず綺麗に包んであげてね・・・)

 

是非作ってみて!

ちなみにグリセリン石鹸はMNクリアソープでなくても、

こういったグリセリンソープのかたまりを溶かしても作れます。たくさん作りたい場合はこちらのほうがお得です。作り方は同じです。

大量に作って友達にプレゼントしても喜ばれそうですね。

こんな感じで作って楽しい!見て楽しい!宝石石鹸、是非作ってみてはいかがでしょうか。めちゃくちゃ癒されますよ。

 

ショコハジロでした。

 

追伸

こちらの記事ではセリアのクラフトソープキューブを使った宝石石鹸の作り方をご紹介しましたが、後日ダイソーのクラフトソープキューブとセリアのホワイトタイプのクラフトソープキューブが手に入ったので、それらで鉱石風宝石石鹸を作ってみました!

鉱石風の作り方も紹介していますので是非覗いてみてください!