ショコハジロです。
赤ちゃんが産まれてから一番最初に楽しめるおもちゃといえば、メリーを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そんな最初に赤ちゃんに与えるおもちゃ、メリーをお母さんの手で手作りしてみませんか?
この記事では下の写真のような手作りメリーの作り方について詳しく解説しています。
メリーは市販品を買うと一万円くらいする事が多いですが、この記事で作るメリーはほとんど100均の素材を使っていますので低コストで理想のものが作れちゃいますよ!
材料
メリーを作る上で必要な材料です。軸以外は百均で揃います。
- 作りたいマスコットの色のフェルトや布
- 綿
- 傘のための大きめのフェルト(100均でよく棒になっているもの)
- 裁縫道具
- 必要に応じてボンド(装飾)
- メリーの軸
メリーの軸にはこちらを使用しています。
ベビーベットにとりつけてみるとなかなか大きく、存在感があります。
軸も100均で作ろうかと考えたのですが、オルゴールが鳴って回るのが良いという旦那の要望に応えて、そして安全性を考えた上で(下手にやると落ちてきて赤ちゃんが危険と判断)ネットで探し購入しました。100均ではありませんが思ったより安くてしっかりしているのでオススメです!
メリーの作り方
早速メリーを作っていきましょう!
吊るすマスコットを作る
吊るすためのマスコットを作っていきます。私はこんな感じに作りました。
マスコットの作り方は以下の通りです。この作り方を参考に好きな色・形で作ってみて下さいね。
①白い紙にメリーのマスコットに使いたい形を描いていきます。縫い代の分、少し大きめに描くと良いでしょう。(後に出てきますがステッチ縫いをする場合は作りたいくらいの大きさでOKです。)紙はどんな紙でも大丈夫です。
②それをはさみで切り抜きます。これが型紙となります。
③型紙を作りたい色のフェルトの上にのせ、チャコペンでフチをなぞります。
④フェルトを半分に折るか二枚重ねにし、先ほどなぞった線で切っていきます。こうする事で同じ形のものが2枚できますね。裏表違う色でリバーシブルも可愛いかもしれません。この形のものをいくつも作りたい場合、③④の作業を繰り返します。
⑤2枚のフェルトを縫い合わせていきましょう。ぐるりと縫ってひっくり返すも良し、ステッチ縫いでひっくり返さず使うも良しです。私のはひっくりかえすタイプで作成しました。どちらにしろ縫う際に綿を入れる部分を残しておき、綿を詰めたら縫って閉じます。これで1つのマスコットが完成です!これを必要個数分繰り返します。
裁縫が苦手な方は
私はフェルトでマスコットを作りましたが、裁縫はちょっと苦手だなという方はマスコットを作らなくても可愛い手作りメリーが作れちゃう方法もあります。
- 毛糸などでポンポンを作って吊るす
- 紙細工や折り紙を折って吊るす
- 出来合いのマスコットを買ってきて吊るす
これらを軸に吊るすだけで簡単に可愛いメリーを作ることができますよ!
糸でマスコット同士を繋げ、軸に吊るす
マスコットができたら、糸でマスコット同士を繋げていきます。普通の手芸糸で結構です。最初は手芸糸じゃ強度が心配だなぁと思い細めの毛糸で吊るそうと思ったのですが、私の技量では毛糸がばらけてしまい繋げることができませんでした(笑)
そこで仕方なく手芸糸で繋げたのですが思ったより頑丈でしたので大丈夫かと思います。疑ってごめんよ手芸糸。
マスコット同士を繋げる際、吊るした時のバランスを考えて吊るしましょう。周りの4ヵ所と中心の計5か所に吊るすのですが、中心は重さのバランス考える必要はありませんが左右対称になる部分を同じ重さになるように吊るします。違う重さで吊るしてしまうと傾いてしまって不格好になってしまいます。
そしてこんな感じで軸にくくり付けます。
軸に括り付けて、完成!!
と言いたい所でしたが、なんとなく個人的には派手さが足りない気がしたので、これに傘(屋根)をつける事にしました。
傘(屋根)を作る
百均でよく棒状に巻いて売ってある大きなフェルトを用意して作っていきます。
フェルトを広げ、メリー軸の交差するパーツ(マスコットを吊るすパーツ)を広げた時に覆えるくらいの丸を切り取ります。チャコペンで丸を描いてから切り取ると失敗が防げます。
切り取ったら、丸の中心に穴をあけます。このまま軸に被せると歪んでしまい見た目が良くないので、四等分に切り少し角度をつけながらつなぎ合わせていきます。
軸に合わせて、外側を気持ち広めに、中心を気持ち狭めにかさねる感じです。大体で大丈夫です。ただしあまり極端にやりすぎると出来上がった時中心が浮いてしまうので注意しながら縫っていきます。
重ねて縫い合わせる時、中心側と外側を少し開けて縫います。全て縫い合わせた時に切って整えるためです。
4つ縫い合わせると、こんな感じになるかと思います。
この時点で中心の穴がとんでもないことになっていると思うので、いい感じに切って整えます。メリー軸が通るように、そしてちゃんと中心になるように切りましょう。
フチも重ねて縫ったことによりずれていますので、丸になるように切りそろえます。
整えたら、あとはフチにお好みの形でヒラヒラした飾りをつけていきます。
私は4等分にして縫い合わせた際に少し丸のサイズが小さくなってしまった為、メリー軸に通すと端が出てしまうようになってしまったので、出てしまう所を残し、その間にだけヒラヒラした飾りをつける事にしました。
丸を切る際に少し大きめに切った方はメリー軸を覆える大きさになっているかもしれません。その方はフチ全体にヒラヒラを縫い付けて大丈夫です!
一周縫いましたら、今度はヒラヒラ同士を重ねられるギリギリで縫っていきます。重ねられるギリギリで縫う事で形がキレイな見た目になります。
↑の図のように全部縫い、形を整えるとこんな感じの傘になります!
あとはお好みで切り取ったフェルトをボンドで張ったりすれば、完成です!!(写真でいう傘についている星です)
赤ちゃんにも見えるよう、内側にもお星さまを貼りました。外に貼った星も透けて見えて良いですね。
手作りメリーを使用してみた感想
メリーを見せた子供の反応
このメリーを作成したのは第一子である長男を妊娠中でした。
長男は生後一ヵ月入る前あたりからオルゴールの音に反応しだし、一ヵ月過ぎた頃からマスコットをじっと見つめたり少し目で追うような仕草を見せてくれたりと興味を示してくれました。
ぐずりそうな時にオルゴールを回してあげると大人しくなってくれた事もありました。
長男がこのメリーを気に入ってくれて嬉しかったので、第二子である次男にも使用しています。自分が作ったものを気に入ってもらえると、とても嬉しいですね。
メリー軸の使用感
メリーの軸は次男で使用中の今でも壊れることなく、まだまだ使えそうです。
長男で使用してから次男で使用するまでメリーをしまった期間もあったのですが、分解してしまっておけるので場所もさほどとらず、やはり既製品を買うよりも大正解だったと感じました。
私の場合は第一子、第二子共に男の子だったのでこのまま使用しましたが、第二子でも使用する場合で性別が違う場合はマスコットのみ取り替えたりとアレンジして使用しても良いのではないかと思います。
手作りで安く好みのメリーを作ってみよう
如何でしたでしょうか。手作りする事によって安く、そして何より自分好みのメリーを作ることができますよ。
愛情たっぷりのメリーを是非赤ちゃんに手作りしてみてくださいね!
ショコハジロでした。