ショコハジロです。今朝ニュースを見てびっくりでしたね。
北海道の大地震。この前東日本大震災の記事を書いたばかりでちょっとゾッとしている所です。
ちなみに今朝は岩手も揺れました。けっこう長い揺れで気持ち悪く、ほんのり意識は起きたんですけど、睡魔には勝てずそのまま寝てしまった。まさかこんな大事になっていようとは・・・。
北海道全域で停電という事で非常に大変みたいなのですが、東日本大震災経験者の私が思うに長期にわたり地味に苦しめられるのが”ガソリン不足”。ライフラインが復旧してもガソリン不足は地味に長引きましたね。
という事で今日は大震災が起きた時のガソリンについてのお話をしたいと思います!
「ガソリン給油待ち」で消耗はムダ
北海道といえば広大な大地。つまり、岩手同様「車がないと生活ができない」と言っても過言ではない環境でしょう。
が故に、皆ガソリンを求めて行列をつくるのです。
しかしこのガソリン待ち、ものすごい体力を消耗します。しかも、東日本大震災の時の岩手では、内陸でさえガソリン給油待ちで長蛇の列、しかもこんだけ並んで待って満タンには入れられない(給油制限)という始末です。しかも、一般の人は我慢して待っているのに、どこだかの会社関係者とその家族は優先的にガソリンを入れてもらえるという不公平なやりとりすらありました。みんな困っているのは一緒なのに。復旧の車とかなら文句はないんだけどね。
ちなみに東日本大震災の時はまだまだ寒い三月上旬だった為、「ガソリン待ちでガソリンを消耗(暖房)する」という矛盾が繰り広げられていました。それを解決しようと反射式ストーブを車の中で炊いていた人が一酸化中毒で亡くなるという二次被害まであったほどです。今回は9月の地震という事で一酸化中毒の危険はまず無いでしょうが、ガソリンスタンドに行くまでには結局ガソリンを消耗しているので「ガソリンのためにガソリン消耗」という矛盾が成立するんですよね。残暑もあるのでクーラーをつければなおさら。それで入れられるガソリンは微々たるものという。
あ、あと散々待ってガソリン給油できませんでした、って事も多々あった話も聞いたな。
大震災時のガソリン待ちがどれだけ無駄な消耗かお分かりいただけただろうか。
そうは言っても車が走らなければどうもできない
そうは言っても車が走らなければどうもできない。
極力自転車を使いましょう!
地割れなどが沢山あり危ない中、車が通れなくどうしようもない環境も多々あるでしょう。電気が復旧しなければ信号もつかないので、車のほうが逆に不便という場合もあります。東日本大震災時には移動や買い物には自転車がとても活躍しました。
買い物は自転車で済ませ、会社も自転車でがんばれるようならがんばってみる。ちなみに私は大震災の時、片道一時間かけてバイト先まで自転車で行きました。長距離であれば毎日はきついでしょうが、ある程度ガソリンの供給が安定するまではできるだけ自転車を使う事が望ましいですね。
こういった震災時、ガソリンの給油は「本当にガソリンがないと生活ができない人」が優先的に給油できるような環境をつくる事が大切でしょう。足の悪い人、障害を持っている人、病気持ちで病院に通わなければならない人。山奥に住んでいて車がないと買い物1つでも途方にくれるほどの人。どうしてもガソリンが必要な人はいっぱいいると思います。車を使わなくてもどうにかなりそうな環境の人は、そういった心遣いがこういう時には大切です。もちろん今あるガソリンをいざという時のために温存という意味もありますけど。
混雑が緩和してくるまでの辛抱
震災後すぐは、皆ガソリンを求めて非常に混みます。が、少しずつガソリンが運ばれてくるようになるとだんだんと混雑は緩和してきます。緩和してきた頃を狙って給油にいきましょう!震災後すぐのウルトラスーパー混雑で無駄な消耗をする必要はありません。
自転車での移動はしばらく車を使って生活していた人たちからすると少しきついものではあるかと思いますが、この機会に良い運動をするとでも思ってちょっと頑張ってみてはいかがでしょう?給油で消耗しない・ガソリンが減らないというのは精神的にもかなり良かったですよ!
生きてください、応援しています!ショコハジロでした!