いや妊婦が走んなよ!?
ってツッコミは100も承知です。ショコハジロです。
この前、関東から岩手に帰省していた友達を見送ろうと、駅まで行ったんですよ。もう友達はホームに入っているということで、入場券を買おうとしたらめっちゃ前の人がもたついててなかなか買えなかったんですよ。田舎の駅なもんで券売機の数も少ないんですよね。
やっと買えて、ホームにいける!と思った時には既に数分前。やばい!と思ってついうっかり走ってしまいました。ほんの少しの距離だし、安定期にも入ったし大丈夫だろうとたかをくくって。
これがね、後々大ダメージになって返ってきた。30倍くらいにはなって体に返って来たよ。
走ったその夜、骨盤に激痛が
その時走ってからしばらくは特に何ともなかった。問題はその夜だった。
立ち上がろうとすると骨盤が痛い
妊娠中、ちょっと歩いたな!って日は骨盤が痛みがちだった。なんというか、動くとおしりのあたりがビキッ!っとなって痛い感じ。おとなしくしてるとなんともないけど、みたいな。
だから、「そういえば今日歩いたし、なんならちょっと走ったし、いつものダメージくらいだろう」くらいにおもってた。でもね、いざ立ち上がるぞ!って立ち上がったらね、
あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!
いつもより5倍くらいは痛い骨盤痛!!いつもがビキッ、くらいならもうこの時はビキィィィ!!!!みたいな感じでもう力が入らなかった。
それでもなんとか立ち上がれるポイントを探して立ち上がったはいいものの、今度は歩いてる最中に痛くなる!歩いてても痛くなるって今までにはなかったので少し不安だった。
それから自力で歩けなくなるまでは時間の問題だった。
まもなく、自力で歩けなくなった
トイレに立とうとした時だった。あいかわらずビキィィ!!!状態なので、なんとかポイントを見つけて立ち上がろうとするも、もはやどこに力を入れても痛い状態に。立ち上がれなかった。
仕方がないので、旦那に持ち上げてもらうことに。しかし、持ち上げてもらったところで自力で立とうとすると、またもやビキィィ!!と。自力で歩ける状態でもなくなってしまい、トイレまで旦那に引きずっていってもらいました。
歩けなくなってしまった事に不安が募る
その後、ベッドまでひきずっていってもらい、なんとか横になる。
しかし、今日は旦那が居たからいいものの、明日もこんな状態であればどうしよう!?歩けないから、トイレもだだ漏らし、ごはんも食べれない、みたいな地獄状態になってしまうのか!?考えただけで恐ろしかった。最悪母を実家から呼ぼうと思ったが、実家でも要介護状態の犬がいるので抜け出してこれるかも分からない。
旦那も旦那で心配してくれて、松葉杖どっかから借りれないかな!?と。ただ松葉杖を借りたところで歩けるかも不安だったが・・・。
寝返りも打てない
そのままスヤァ・・・と眠りについた。眠りについたは良いが、たびたび起きてしまう。その理由は、無意識のうちに寝返りを打とうとして、骨盤がビキィィ!!!となってしまうからだ。何度これで不快な気分で起きたことか。この日は熟睡できなかった。
それから真夜中の2時過ぎくらいにトイレ行きたくて起きたはいいものの、激痛で歩けないので旦那を起こしてまたもや引きずっていってもらった。ごめんね旦那、助かったよ・・・。
翌朝・・・。
翌朝。旦那は既に出勤しており家に一人。骨盤の激痛は治っていなかった。ただ、気持ちほんの少しだけマシになっているような気がした。
ともかくトイレだ。妊婦はトイレが近いのだ。悲鳴をあげながらなんとかベットから降り、這いつくばってキャスター付きイスのある所まできた。ここまでできるようになっただけやっぱり少し良くなってる。
で、キャスター付きイスにもたれかかりながら、なんとかトイレまで移動し、悲鳴をあげながら用を済ませた。
無理だという事を悟ったので母を呼んだ
もう、食事どころか冷蔵庫に手をかけることすら無理だと悟ったので、実家から母を呼んだ。すぐに来てくれて、食事の準備をしてくれた。すごーーーーーく助かった。それから、這いつくばれるように掃除もしてくれた。本当に助かった。
母にどうしてこうなってしまったかを話すと、「え、走ったの!?そういうのは絶対後々体に返ってくるんだからね!」と。ああ、今、まさにです。実感してます。身に沁みます・・・。
やる事を終えると、母は「犬も要介護状態だから!」と言って早々に帰っていった。大変な中ごめんよ、私がうっかり走ってしまったばかりに・・・。
そこからは安静にしていた、すると
どうしようもないので、あとはずっとベットに横になり安静にしていた。
昼過ぎになると、またトイレに行きたくなった。起き上がろうとすると、まだ痛いものの少しマシになっていた。超ゆっくりなら歩けるくらい。しかしまだ辛いのでキャスター付イスに頼りトイレまで移動。悲鳴をあげる回数が少なくなった。
そこからまた少し安静にしてると、大分良くなった。調子にのって少しパソコンも開いた。夕方には、シャワーも浴びれるくらいまで復活した。
そしてついに、旦那が帰ってくる21時頃には大分歩けるように。完璧ではなかったものの、ビキッ、くらいまでには収まっていた。
もう僕は走らない。
ごめんね骨盤、もう走らないからおとなしくしてね
その翌朝からは全然普通に歩けるように。よかった、一時は本当にどうなるかと思った。生活の危機を感じたよ。”妊婦”を侮っちゃいけないね。ささいな事でこんな事になってしまうなんて!!
え、ていうかコレなんていう現象なの?病気とかそんなんじゃないよね?
・・・ショコハジロでした。