ショコハジロです。
この間書店で、マーケティングに関する本を漁っていた所、こんな本に出会いました。
最初、表紙の可愛さに魅かれ、
と思い手に取り、ブログ運営の何かの役に立つかな?と思い購入したのですが、
思った以上に人生観を変える一冊でした。
お金のこととなると怪しいだとか、怖いだとか思う方も多いかと思うのですが、
と思ったので、読んだレビューを書いていきたいと思います。というかこれはもう書かずにはいられねええええ!!!
「お金の大学」ってどんな本?
お金の大学は、そのまま読んだ通りお金に関する事の本で、
- 貯める力
- 稼ぐ力
- 増やす力
- 守る力
- 使う力
を軸に書いている一冊です。
稼ぐだとか増やすだとか、興味ない、難しいと思うかもしれませんが、
「お金の大学」の半分以上がこの”貯める力”について書いていて、これが主婦にとってマジで重要です。子供のいる主婦ならばなおさら重要です。
とか言ってるならば、きっとこの本は30円安い洗剤の何百倍も生活費を削減する知恵を与えてくれる1冊になるはずです。それも月々、にです。
いかに私たちが月々ムダなお金を払っているか
「お金の大学」の、”貯める力”を読んだ感想としては、
マジでみんな無駄なお金払いすぎ(自分含め)
お金の大学では、保険やスマホ代等の固定費について私たちがムダに払っている現実が図解され、よく分かるように書いてあるのですが、これがね、もう衝撃でした。
私は結婚時、格安スマホに変えて夫婦のスマホ代を月額約12,000円(年で約15万円!)減らし、十分家計を節約した気になっていましたが、マジで節約できる箇所はそんなもんじゃありませんでした。もっと見直すべき所があって、それをこなせばまだまだ家計は節約できそうです。
お金の大学の何がすごいかって、分かりやすく根拠が示されていて、生活は何一つ変わらないという点。
保険を見直した場合、たしかに保証は薄くなりますが、それはスマホの「テキスト読み上げ機能」を使わない方が、「テキスト読み上げ機能」のないスマホを買うようなもので、もうそういう事です。
むしろ知識が深まって、安心感さえ生まれます。
洗剤が30円安いとか言っている場合じゃないです。家計のやりくりに頭を悩ませている主婦も、そうでない主婦にも是非一度目を通していただきたいです。
「家」「車」がいかに家計を蝕むか
もし自分に十分な収入があったら、何を購入したいと考えますか?
という方も多いのではないでしょうか?かくいう私も、やりたいことリスト100の中に、ブログ運営でお金を稼ぐことができたら家を建てたいと夢みたいな夢をリストに入れていた
しかしお金の大学では、基本的に
- 家は賃貸
- 車は持つな(持っても中古)
といった事について書いてあり、いわゆる一般の方の夢とか幸せを真っ向から否定してまいりました
否定というか、人生の豊かさのために購入するのは構わないけれど、しっかり深く考えて購入しないと大変なことになるというお話です。
という単純な考えはヤバいらしいです。なんで?と思う方はきっと読んで納得。
どれだけ新築一戸建てが負債になるか、どれだけ新車が損か、しっかりと分析されて分かりやすく説明されています。
専業主婦こそやるべき「お金を稼ぐ」
ここからは節約したいだけの主婦にとっては関係なくなってきますが、今後お金に困りたくない主婦の皆さんは頭に入れていても良いかと思います。
お金を稼ぐと言うと、専業主婦の方は
という私みたいな方や、働きたくても働けない方もいらっしゃるかと思います。
しかし、お金を稼ぐとは、給与所得以外にもいろいろ手段があるんです。会社で働くだけが全てじゃないんです。
「企業?フリーランス?そんなの難しくて私にできるわけない」
と思う方も多いと思いますが、メルカリやオークション等で物を販売した事がある方は多いのではないでしょうか?
私もこのブログの運営・アフィリエイトサイト運営・ハンドメイド販売・ラインクリエイターズ等、いろんな副収入に手を出してきましたが、これが本当に大事だという事は身をもって感じています。
で、なんでこれが重要かというと単純に余裕が出るというのもありますが、収入源が複数になるので生活が安定するから。
例え副業での収入が少額だとしても、もしも旦那が会社をクビになり、どうしようといった時、こういう経験があるかないかとでは全然違います。
コロナ禍の今、割とマジで他人事じゃないですよね。
ちなみに経済的自由を目指すのであれば、やってはいけない副業についても書いてありました。
将来の自由に必要不可欠な「投資」
お金の大学では、経済的自由を目指すことを目標に書かれているので、そのために不可欠な”投資”の話も書いてあります。
こちらも家計を節約したいだけの主婦にとってはあまり関係ないかもしれませんが、少なくとも私はここに大きな衝撃を受けました。
今まで投資については、
という考えでしたが、お金の大学を読んでガラッとイメージが変わりました。
ちなみに私がイメージしていた怖いものは”投資”ではなく”投機”でした(笑)
投資は、将来自由になる為には必要不可欠なものなようです。定年退職してからも仕事を続けたりアルバイトをしたりしたくない方は、是非お勉強しておくべきだと感じました。
私は早速取引口座を開設する手続きをしたので、少しずつ練習していこうと思っています。
「お金の大学」はブログやYouTubeでも見れます
実は「お金の大学」は、リベラルアーツ大学というブログから出た本です。YouTubeのチャンネルもあります。
極端な話、本を買わなくてもそこで無料でお勉強はできるのですが、
それでも本をおすすめする理由は
これに尽きます。
ブログの記事やYouTubeだとどこから見れば良い?となり、結局理解できずに見るのをやめた、なんて事になってしまう事もありますが、本なら順番通りに読んでいけばOKですし、もう一度確認したい項目があっても目次を見れば一発です。
なんなら、本を読みつつ、気になる点は「リベラルアーツ大学」のブログでさらに深く読んでいけば良いかと思います!
お金の知識を深めようと思わされた、人生を変える一冊でした
今までいろんな副業(?)に手を出してきた理由に、働きたくないから家で仕事ができないかなというのももちろんありましたが、「お金を払っても良いと思えるほど私の技術が認められた」的なメンヘラ的思考も含まれていました。はい
「お金の大学」はそんな私に、もう1つ副収入確保を頑張る理由をくれました。
とってもエネルギーをもらえた1冊でした。
そこまでは考えていない方でも、日々の生活費を少しでも楽にしたい!と思う方にとっては、購入価格以上に価値のある1冊だと思います。(というか「貯める力」の項目を実践すれば1ヵ月で本の元がとれます)
「お金の話は汚い、いやらしい」と思う日本人は多いですが、だからといって避けていると人生損してます。お金は汚いものでもいやらしいものでもない、人生を豊かにするツールの1つです。敬遠せず、是非向き合ってみては如何でしょうか?
ショコハジロでした。
P.S.
本を購入した方は、是非カバーの下をのぞいて見て下さい。めっかわでした(笑)