ショコハジロです。
愛犬が亡くなって2ヵ月が過ぎました。
愛犬の居なくなった実家の家族たちはというと、未だに愛犬の事を引きずりどこか憂鬱、話をすれば時に泣き、時にお骨に話しかけ・・・といった感じに未練タラタラです。(私含め)
実家の雰囲気は静かで、会話も減り、なんと父と母の会話なんてほとんどない始末。愛犬の存在の大きさを、亡くしてからさらに思い知らされた感じです。
23歳の弟なんて、いい歳して愛犬の話をすればティッシュ1箱使うほど号泣し、誰かなんて(多分その弟)、「俺、〇〇(愛犬)の後を追う」とか言ってたとかなんとか。
いい大人たちばかりのはずなのに、酷い状態ですね。一番落ち着いてるのは中学生の妹だったり。
そんな中、10月の末に愛犬の夢を見ました。新しい飼い主に飼われていて、でも私のことを分かって私に鼻をつきだしてきた夢。夢の中であの子をなでました。夢を見ながら泣いてしまっていたようで、目元がひんやりして目を覚ましました。
夢占いをすると、飼い主さんがしっかり分かるのは転生した印の事も、と。所詮夢占いではあるが、そうかもね~なんて話を母にした数日後。
決断する!
突然そんなLINEが母から届きました。
新しい家族を迎える決断
決断する!の意味は、言わずともがな「また再び犬を飼う!」という事。
この2ヵ月の間、「もうあんな悲しい思いはしたくないから、しばらく犬は飼わない」などと言っていたが、ついにいろいろ耐えられなくなったのか。
一応、前提としては「番犬が居なくなってドロボーに入られたら困るから、もう1度だけ悲しい思いをする」とは言っていたが、本当は寂しいし活気がないからに違いないとおもう。
しかし、今度飼う犬はダックスフンドはやめようと。とても可愛くて可愛くて仕方なかったのだが、腰が弱くヘルニアになった時にすごく可哀想だったから次は強い犬種を・・・との事。
という事で、今度は違う犬種を求め、私たちは新しい家族を探しに岩手県内を巡った。
犬探し1日目
犬探し1日目。5、6件ペットショップを回ったが、運命の子には出会えなかった。
何故か?
ダックスフンドしか可愛く見えないのだ。
中でも、やはり愛犬と同じ色の子がどうしたって可愛く見える。
いや、もちろん他の子も可愛いのだけど「かわいいね~」って感じで、ダックスフンドだと「あぁ~~~~可愛い!!!!!!」って感じ。尚、こう見えるのは私だけではなく皆そうな模様。
これはもう、家族全員ダックス病と言っても過言ではないであろう。
1匹、ミニチュアダックスで超可愛い子がいたのだが、既に商談中だったうえメスだったので(オス希望)、運命ではないな~という感じで諦めた。
もうこの時点で、口では「でもダックスはなぁ~」といいつつ皆心ではダックスだなと決まっていたのだと思う。
犬探し2日目
犬探し2日目。2軒目のペットショップで事は起こった。
愛犬と同じ犬種で、色も一緒、かつ愛犬の命日産まれの子がいたのだ。
しかしその子はそっぽを向いて寝たふり。明らかに起きているのにたぬき寝入りばかりしてこちらに愛想を向けてくれない。
だからか皆、ピンとこなかったようでしたが、顔をしっかり見ないのは絶対にもったいない!と思い、7,8件ペットショップを回った中ではじめて店員さんにだっこいいですか、とお願いした。
するとさっきまでたぬき寝入りして顔をつぶしていたその子は急に活発になり、しっぽをフリフリしはじめる。よく顔を見ることもでき、皆「可愛い!!!!!!!」となり、命日産まれという事もあり「生まれ変わりだ!!」と盛り上がりその子を連れて帰ることにした。
こうして、結局ダックスを飼う事になってしまった。(歓喜)
死んでなお影響を及ぼす初代愛犬、本当に罪な犬だ。
新しい家族を迎え入れた実家は
犬を連れた帰り道。皆我慢できずに段ボールから犬を覗く。もうこの時点で、「こんな雰囲気いつぶりだろう」といった感じだった。黄色い空気が車全体に流れていた。
帰ってもなお、黄色い空気は続いた。明らかに実家の雰囲気が明るい。体調不良で寝ていた弟が降りてきて新しい子を抱っこすると、水を得た魚のような顔をして「お前誰だよw」ってなった。
さらに言うと今日も実家へ行ったのだが、黄色い空気は消えていなかった。ちなみに言うと家族のLINEも新しい子の事で大盛り上がりだ。きっと、この明るい空気はまたこの子が生きる限りずっと続くのであろう。
犬の力って、ものすごいなと思った次第だ。
新しい子は、この子です!
ここで、新しく実家で迎え入れた子をご紹介しましょう、この子です!
生後2ヵ月、先代愛犬命日生まれのミニチュアダックスフンド、オスです!
名前はまだ決まっておりません。弟はもう先代の名前で呼んでますけど、それは流石に未練がましすぎるので新しい名前を考えようと思います。
皆は絶対運命だ、生まれ変わりだ!!と盛り上がってますけれども、夢で新しい飼い主をはっきり見てしまった私としてはそうは思えません。(所詮夢なのでその人たちの元にいってるのかも分からないが笑)
でも巡り合ってこの子を選んだ事自体は運命としか言いようがないと思うので、全力で可愛がりたいと思います!ってか可愛いし!!
先代愛犬で果たせなかった夢、産まれてくる子供との対面もこの子で果たしたいと思います。この子のほうがお兄ちゃんになるんだなぁ~笑
これからよろしくね!!
先代も家族に活気が戻って、安心できる事であろう。
尚新しい愛犬を迎えた晩、先代の思い出に浸った弟が深夜の3時くらいまでものすごい号泣していたとの事。おいおいおい。
ショコハジロでした!