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ココロとカラダ

うつ病にかかった時の周りの目が本当にさまざま。人間性が出ると思った

 

こんにちは、ショコハジロです。岩手県は本日大雪でございます。

ところで、半年以上前のことでしょうか。私の働いている会社から”うつ病患者”が出たのは。

私は会社の中では結構その人(うつ病にかかった人、以下Tさんとします)と話すほうで、いきなり会社に来なくなってしまった時はまさかうつ病にかかってるなんて思いもしませんでした。そのくらい直前まではうつっぽさが見えませんでした。

しばらくすると、Tさんが会社に来なくなってしまった原因が”うつ病”だという話が流れ始めました。かなり衝撃を受けたのを覚えています。

そう言われてみると、いろいろな事を思い出しはじめました。

「そういえばいつしか白髪が増えた気がするよなぁ」「一時を境に私へのいじりが無くなったが関係あったのかなぁ」「会社をやめたいって言っているという噂を聞いたことがあったがもしかしてその頃にはもう・・・」

などなど、思い返せばいろいろな不審点があった気がします。何故気づけなかったのだろう・・・。

そんな事を考えると同時に、その人がうつ病だと聞いた周りの人々の反応がさまざまで人間性が出てるなぁ、という事に気づきました。優しい人から最低な人まで本当にさまざま。

 

「うつ病は本当に辛いって聞く」と心配してくれる人

私より若い女の子が、

「私の友達もうつ病にかかった事があるんだけど、うつ病は本当に辛いみたいだよ。無理しないでゆっくり休むべきだよね。」

と言っていました。天使だよ。優しい。こういう人がいるから救われるよね。

 

「うつ病なんて所詮甘えでしょ?」と言う奴

40歳くらいの男性が

「うつ病なんて所詮甘えでしょ?忙しい時期に入るから嫌になったんじゃねーの?」

と、言っていました。ぶん殴りたかったです。ええ。

会社ではけっこう偉い立場にいる人だったのですが、人間性を疑いました。いくら偉かろうがこいつには絶対ついていかないと誓いましたね。

私もうつ病にかかったことはないとはいえ、生理前のPMDD(生理前にうつっぽくなる症状)が酷い月がけっこうあり、似たような気持になることがあったので「自分の意志でどうにかなる問題じゃないんですよ。私も生理前気持ちが暗くなる事があるんですけど、ホルモンバランスがそうさせるので自分でコントロールできるものじゃないんです」とせめてもの抵抗をして言ってやりましたが「ふ~ん」しか返ってきませんでした。まぁきっとうつ病はPMDDよりもずっと酷いんでしょうけれどもね。

こういう奴は最終的に出世に行き詰るんだろーな。と思う。

 

休んでることに対して無言でイライラしている人

店長にあたる人が、Tさんがうつ病にかかって休んでいることにイライラしていたのを覚えています。人がいないのに休みやがって、という気持ちだったんでしょうね。

ちなみにTさんがうつ病にかかる前、会社をやめたいと言っているにもかかわらずやめさせてくれなかったのがこの店長。何度も訴えたのに「人が居ないのにそういうこと言う神経が分からない」と怒っていたそうです。

この会社に未来はないと思いました。うつ病が深刻化した原因はここにあるのではないだろうか。

 

仕方ないね~とあまり関心のない人

「うつ病かぁ、仕方ないね~、まぁゆっくり休むんだ~」

と、あまり気にしていない人もいました。なんとなく気が楽ですね。

 

「あの年齢でも!?」と年齢に驚く人

Tさんはもうあと数年で定年退職、というような年齢の人だったのですが、

「あの年齢でもうつ病ってなるもんなんだ~!?」

と、驚く人もいました。そこかいな。

その人は結構年齢に執着している人だったので、やっぱり関心あるところは年齢なんかい。って感じでした。

 

前兆を探り始める人

すいませんこれは私です。

でも、私以外にもこれは多数でした。「うつ病だってよ」と聞いた瞬間、「え、そうなの!?でもそんな気配なかったのにね!?」となり、誰かが「もしかしてあの時〇〇だったのは・・・」みたいな感じに探り始めるパターン。

正直余計なお世話ですよね。しかし、いきなりうつ病だなんて言われたらよく話していただけに前兆はなかっただろうかと気になってしまうんだよなぁ。

 

まとめ

うつ病に対する反応で人間性が分かる。付いていって良い人、悪い人までも分かる。

私の会社の場合、店長にあたる人と割かし偉い人がこういった最低の対応だったため、この会社に未来はないということが分かりました。万が一自分がこうなった時、こういう反応をされるのであれば嫌じゃないですか。今私は適応障害で休職中なのですが、この時の対応を思い出せばあの人はこう思っているだろうな、というのが大体分かりますね。退職届けを出して正解だったなぁ。

ちなみにTさんは復帰後同じ会社の違う支店に勤めることになったのですが、わずか1ヵ月ほどで退職してしまいました。やはりだめだったのでしょうか。

 

うつ病にならないためにも、嫌なことは我慢しないで逃げて楽に生きたいと思いました(ダメ人間)。ショコハジロでした。